LIFE命と健康を守る
趣味やライフスタイルは人それぞれ。
その違いこそが、あなたらしさを生み、日々を満たしてくれます。
反対に、健康や命を守ることは、全ての人に共通する核のようなものです。
それは、寒さで大切な家族が具合を悪くしないか、心配だからではないですか?
また、寒いことで家族がお風呂に入るのを嫌がったり、自分でも億劫に思うからではないですか?
夏の暑さのために、やりたいこと、やるべきことが出来なくなる、そんな経験があるのではないですか?
今は我慢することでなんとか暮らしているかもしれません。
しかし、それが5年、10年、50年も続くと思うと、どうでしょう。
「ヒートショック」という言葉を、耳にされたことはあるかもしれません。
消費者庁から注意喚起を促されたり、日本気象協会からも全国版の「ヒートショック予報」が提供されるほど、寒い時期に健康を害するリスクとみなされています。
消費者庁が発表した、消費者への注意喚起の資料を見ると、寒い時期にその数が増加しているのがわかります。
冬季の室温や部屋の高いところと低いところの温度差が、子供の活動に影響している可能性もあります。
熊本県と高知県の幼稚園での実験では、部屋が寒く室内での温度差が大きいほど、子供の活発さが抑えられる、という結果が出ました。
寒さは、元気な子供にも影響を及ぼす可能性があるのです。子供や高齢者だけでなく、20代~50代の健康にも室温は影響を及ぼします。
22歳から90歳を対象に室温と高血圧の関係を調べた研究では、部屋が寒いことで血圧が高くなるばかりでなく、寒い部屋に住み続けることが慢性的な高血圧とも関係している可能性がわかっています。
食事や運動に気を付けても、寒い部屋に住み続けていれば、高血圧になるリスクが高くなるのです。
高血圧を放置すると様々な健康状態の悪化や疾患が起こりやすくなります。
死亡率の高い心筋梗塞、運動麻痺など後遺症が残ることの多い脳梗塞、突然死を引き起こすこともある大動脈瘤など、高血圧によって発症頻度が高まる疾患は命と暮らしに直接かかわるものなのです。
寒さは、元気な子供にも影響を及ぼす可能性があるのです。子供や高齢者だけでなく、20代~50代の健康にも室温は影響を及ぼします。
22歳から90歳を対象に室温と高血圧の関係を調べた研究では、部屋が寒いことで血圧が高くなるばかりでなく、寒い部屋に住み続けることが慢性的な高血圧とも関係している可能性がわかっています。
食事や運動に気を付けても、寒い部屋に住み続けていれば、高血圧になるリスクが高くなるのです。高血圧を放置すると様々な健康状態の悪化や疾患が起こりやすくなります。
死亡率の高い心筋梗塞、運動麻痺など後遺症が残ることの多い脳梗塞、突然死を引き起こすこともある大動脈瘤など、高血圧によって発症頻度が高まる疾患は命と暮らしに直接かかわるものなのです。
一方、夏場は、熱中症のリスクがあります。
最近では、室内での熱中症予防対策が環境省から提示されています。
高齢者にかぎらず乳幼児、働き盛りの方でも、十分に暑さに慣れていなかったり体調を崩していると、ぐっと熱中症のリスクは高くなってしまいます。
低断熱の住宅から、高断熱住宅に転居することで、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの健康問題が改善したというデータもあります。
暑さ・寒さを感じるおうちでは、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などに悩まなければならないことも多くなってしまうのです。病室の温度と相対湿度は、夏季24-27度、50-60%、冬季22-24度、40-50%となるよう設計条件が設定されています。
新築のときから高断熱の家にすること。
そして高断熱を維持して快適に暮らすために、気密と換気もセットで設計することで、家の暑さ・寒さを改善することができます。高性能な暖房・冷房設備を取り付けることで、家の中の暑い・寒いは改善されるかもしれません。
しかし、物はいつか壊れます。
冷暖房機器だけで家を快適にする暮らし方では、それが壊れてしまったときに発生する買い替えのコストだけでなく、買い替えるまでの家族の健康など、心配すべき点が多くなってしまいます。
「高齢になった時に断熱リフォームをする」という方法もありますが、リフォームするまでは暑い・寒いに堪える数十年になるということです。
先に挙げた通り、何年も寒い部屋に住むと、慢性的な高血圧になる可能性があります。高血圧は高齢者だけに影響を及ぼすものではありません。
新築時からの高断熱化によって、様々な疾患や死亡の原因になる高血圧から家族を守れる可能性が高くなるのです。
また、高血圧の症状がなくても、暑さ・寒さがなくなれば、日々の満足度は違ってきますよね。
せっかくマイホームで暮らすのですから、健康で満足のいく生活を送りたくはないですか?
家族の健康への心配、暑さ・寒さによるストレスや我慢、ヒートショックや熱中症、数々の疾患などを解決してくれるのは、どんな天候・気温でも「うちにいれば安心だね」と言える家です。
高断熱、かつ新築の頃だけでなく50年後もほぼ変わらない断熱性能を保てる家をつくることが、健やかな日々を送る大事な要素となるのです。
家族の健康や命を守り、暮らしを守る高断熱。
そして、その性能を50年後も発揮できるように、結露による断熱材の「濡れ」や「カビの発生」を抑える高気密。
さらに、密閉された室内の空気をきれいに保つための換気設計。
日々の生活を豊かに、そして永く暮らすための「高断熱×高気密×換気」が、共感住宅ray-outの全棟標準性能です。
■ 断熱性能
建物の断熱性能の指標は、熱の逃げやすさを表す「UA値」と、夏場の熱の入りやすさを表す「ηAC値」があります。
国が定める断熱等級では、この2つの指標を等級にわけ、低い方でその建物の性能を評価できるようになっています。
共感住宅ray-outでは、全棟標準性能として、UA値=0.43(平均)、ηAC値=1.6(平均)の家づくりをしています。
日本は南北に細長いため、地域によって目指すべきUA値やηAC値の指標が異なります。
愛知県はほとんどの場所で地域区分「6地域」です。
6地域の指標で共感住宅ray-outの断熱性能を見ると、UA値は等級6、ηAC値は等級7になります。
※断熱等級はUA値とηAC値の低い方の等級で評価するので、「等級6」となります。
■ 気密性能
共感住宅ray-outでは、全棟気密測定を行っております。
全ての工事が終わった完成後に測定しているので、実際の暮らしと最も近い状態の数値が分かります。
共感住宅ray-outの家は、C値の平均が0.21。
たとえば延床29坪、吹抜ありの家なら、家中の隙間を全て集めても5.4cm四方にしかなりません。
隙間風による足元の冷えが非常に少なく、24時間換気も計画的に行えます。
■ 換気性能
すべての物件で換気計算を行い、最適な位置に、最適な数の換気扇を設置しています。
第三種換気を採用していますが、よく言われる壁付けの簡易なものではなく、チャンバーを採用した換気装置を採用しています。
詳しくは、「03見えなくてもきれいに」をごらんください。
参考資料一覧
厚生労働省 建築物環境衛生管理基準について
厚生労働省 建築物環境衛生管理基準の設定根拠の検証について
厚生労働省 職場のあんぜんサイト
厚生労働省 生活環境におけるシックハウス対策
厚生労働省 断熱改修等による居住者の健康への影響調査
気象庁 過去の気象データ検索
文部科学省 カビ対策マニュアル
国土交通省 建築基準法に基づくシックハウス対策について
国土交通省 建築物省エネ法に基づく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度
環境省 熱中症予防情報サイト
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギーについて
消費者庁 冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!
建築研究所 断熱技術
日本気象協会
東京都健康長寿医療センター研究所
HEAT20
グリーン建築推進フォーラム
日本医療福祉設備協会規格 病院空調設備の設計・管理指針 HEAS-02-2004
杉浦令子、坂本元子、村田光範:幼児期の生活習慣病リスクに関する研究
水谷章夫:断熱・結露と調湿材料と健康
海塩渉、伊香賀俊治、安藤真太朗、大塚邦明:マルチレベルモデルに基づく室温による家庭血圧への影響
岩前篤:断熱性能と健康, 日本建築学会環境工学本委員会熱環境運営委員会第40回熱シンポジウム
伊香賀俊治、江口里佳、村上周三、岩前篤、星旦二、水石仁、川久保俊、奥村公美:健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資価値
那須詩織:寒冷環境曝露が住民の健康及び温冷感へ与える影響の解明
生方萌佳、伊香賀俊治、平田潤一郎、林侑江:幼稚園の温熱環境が幼児の身体活動量に与える影響
博報堂行動デザイン研究所:生活者の「行動の習慣化」
橋本知幸、田中生男、上村清:コナヒョウダニとヤケヒョウダニの出現パターンに及ぼす温湿度の影響
植芝良太、植芝理恵子、安倍一実、金月真央、伊藤美咲:学校薬剤師業務における絶対湿度利用の提言
辻一郎:宮城県における東日本大震災被災者の健康状態等に関する調査 平成28年度総括・分担研究報告書
住宅用断熱材市場に関する調査を実施(2019年)市場調査とマーケティングの矢野経済研究所 https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2284
国土交通省スマートウェルネス住宅等推進調査事業成果報告 住環境における温度と健康の関係~住まいの断熱化の重要性|ナイスビジネスレポートhttps://www.nice.co.jp/wp/nbr/20190701_02/