バリアだらけの実家
date:2025.07.07

こんにちは 共感住宅レイアウトの加納です。
バリアだらけの実家を紹介します。
1990年に建築した軽量鉄骨造の家。
当時は「地震に強いから、地震保険にはいらなくても大丈夫!」と父は自慢していました。
その頃は、まだ耐震等級という概念はなかったはず。
今はちょっと心配です・・・
1990年頃の住宅は、あまりバリアフリー設計をしている住宅は多くなかったようです。
そのため、実家の軽量鉄骨造の家は見事にバリアだらけ。
これまでの35年間、長期に渡ってバリアに困ったことはあませんでした。
しかし、今年1月に父がガンと診断。
骨盤と左大腿骨にガンが転移していて、今後の人生は自力で歩くことはできません。
移動はすべて車椅子です。
こにような状態になってはじめて、すべての部屋にバリアがあること。3cm以上の段差が脅威だと気が付きました。
今、実家にいる両親は、生活にとても苦労しています。
介護する母も、体力・視力とも衰えてきて、段差につまずいたりして非常に危険です。
例えば、玄関ドアの下の段差8cm 玄関框20cm
リビング・トイレの片開き戸の下には「沓すべり」が3cm
和室の敷居5cm
お風呂の段差20cm
共感住宅レイアウトでは、バリアフリーにできるところはバリアフリーに。
将来的に、車椅子生活になったことを想定して、リフォームで対応できることろはそのような設計にしています。
これから新築を考えている方は、是非バリア設計を考慮して家造りをすることをお勧めします。
共感住宅レイアウトの加納でした。