STAFF BLOG

エアコンから水が噴き出した!

date:2023.08.26

こんにちは。

共感住宅レイアウトの秋屋です。

まだまだ暑い日が続きますね。

暑いとかき氷が食べたくなりますよね・・・ちなみに私は練乳イチゴ派です。

 

レイアウトのお家は冷暖房を使用する季節は、その間一度もエアコンをオンオフすることなく

過ごしていただくようにオーナーさまにもお伝えをしております。

最初は私も、「エアコンつけっぱなしなんて、電気代が心配・・・・」と思っていましたが、

レイアウトのおうちの性能のおかげで

電気代も抑えられて、24時間ずっと快適に過ごすことができるので、

「本当にいい家に住んでいるな~」と毎日感じています。

 

そんな我が家で、事件が発生しました!

事件、、、「エアコンから水があふれ出す!」

しかも滝のように…(笑)

朝起きたらエアコンの周りが水浸し。

水がジャバジャバ噴き出していました。

これは一大事だ!と思い、朝から社長の山本と設計の野口に連絡をしました。

なんでこんなことが!と思いましたが、

これは、私だけではなく誰でも起こりうることなので、ぜひ皆様にも知っておいていただきたいです。

 

エアコンから水が出てくる理由も様々あるのですが、

そもそもエアコンは、『水を作り出すもの』です。

 

「え、エアコンと水は無関係なんじゃないのか?」「エアコンから水が出るなんて、もしかして故障⁉」と

思うかもしれませんが、エアコンと水は切っても切り離せない関係です。

 

夏の冷房の場合でくわしく説明すると

夏、エアコンを使用すると、冷えた風がエアコンからでてきます。

この風は、部屋の温かい空気をエアコンが吸込み、エアコンの中で温かい空気を冷たい空気へと変換させて、

冷たい風として吹き出しています。これがエアコンの空気の温度変化の流れです。

 

この過程の「温かい空気を、エアコンの中で冷たい空気へと変換する」ことが『水を作り出す』ことに大きく関係しています。

実は、温かい空気を冷たい空気へと変換するときに水が発生するのです。

 

少しイメージしにくいと思うので、身近な例で例えます。

 

今日みたいな暑い日に、グラスの中にたくさん氷を入れて、麦茶を飲むとします。

↑結露したマグカップ

 

温かい風が冷えたグラスを駆け抜けようとすると、風は冷たくなって通り抜けていきます。つまりは、温かい風が冷たい風になります。

いっぽう、氷と麦茶が入っているグラスは水滴に包まれています。いわゆる結露の状態になります。

 

「温かい空気をエアコンの中で冷たい空気へと変換する」エアコンの中では、

この結露の状態が発生しています。

ちなみにグラスだと、、結露の水が落ちてテーブルがビショビショになっちゃった!なんてことがよくこの季節あると思います。

 

氷水が入ったギンギンに冷えたグラスを具体的にエアコンに置き換えると、
 グラス  ⇒ 熱交換器
 氷と麦茶 ⇒ 冷媒ガス
 テーブル ⇒ ドレンパン
になります。

なので、エアコンと水とは切っても切り離せない関係であることがわかります。

 

話はそれましたが、大きく水が出てくる原因は③つあります。

エアコンから生み出された、水はドレンホースを通って、外に排出されていきます。

しかしこのドレンホースが詰まると行き場をなくした、水たちが室内にあふれ出してしまいます。

 

原因①【排水口がふさがれている】

例えばドレンホースの口の部分に、石や虫の侵入キャプをつけた結果ほこりが排出されずに

口をふさいでしまっているなどがあります。

 

原因②【排水口が曲がっている】

ドレンホースの口がちゃんと下を向いているか、水が流れやすい形になっているかご確認ください。

 

原因③【ホース内や室内のエアコンとホースの結合部にゴミが詰まっている】

内部のフィルターで取り切れなかったほこりが詰まる。

外部からの泥や草、昆虫などが入り込んで、ホースが詰まっている可能性があります。

排水口付近で詰まっている場合は、割り箸や使い古したハブラシなどでそのまま取り除いてください。

 

目に見える部分のゴミやほこりを排出しても解決しないときは、

【ドレンホースクリーナーで汚れと水を吸引】

という方法があります。

このような状況になったとき、もちろんレイアウトへお問い合わせいただければ、

飛んでいきますが、早急に水漏れを直したいと思うのは当然です。

そこで、応急処置として、ドレンホースクリーナーを使用することをおススメします。

↑山本が手に持っているのがドレンホースクリーナーです。

 

ドレンホースクリーナーは、ドレン用サクションポンプとも呼ばれています。

ホームセンターのエアコン用資材コーナーなどで取り扱っていますし、ネットなどでも購入できます。

使い方は、とても簡単で、ドレンホースの排出口に差込み、引き押しするだけで、水と汚れを吸い上げ、ヘドロ詰まりを解消します。

ハンドルを引くときに、抵抗があれば効果が出ているということになります。

反対に、なんの抵抗もなく、スカッスカッとハンドルが引けるときは、

ドレンホースの排出口とドレンホースクリーナーとがピッタリと合っていないのか?

ドレンホースのどこかに破損があるのかもしれません。

↑ドレンホースを何度かスポスポすると、水がジャバジャバでてきました。

 

なお、ドレンホースクリーナーを使って水漏れを解消しても、エアコン内部の汚れは除去していないので、

再発する可能性は十分にあります。あくまでも、応急処置としてお考え下さい。

 

年に一度は(特に冷房を使用した後)エアコンクリーニングをすることで、

エアコンの中を清潔に保つことができると思います。

1週間に一度フィルターのほこりを取ることもエアコン代の削減や、ほこりつまりの原因も少なくなりますので

私のように水が噴き出す前に、メンテナンスをきちんとすることもお勧めします。

 

 

OTHER STAFF BLOG

HOMEBLOGSTAFF BLOG秋屋 真璃菜エアコンから水が噴き出した!