平均寿命と健康寿命

date:2022.05.25

共感住宅レイアウトの設計の野口です。
最近運動をするように心がけています。
妻も運動をするようになって、Youtubeで宅トレの動画を見たりしているのですが、よく見る宅トレの動画の人も、その人がYoutubeで広げている理由は、
「健康寿命を伸ばしたい」
と言っていました。
共感住宅レイアウトの家も、健康寿命を伸ばすというのは目標の一つです。
平均寿命は聞いたことがあると思うのですが、健康寿命の定義は、
『健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間』
つまり、
普通に一人で生活できるっていうことです。
これを読まれる方は当たり前のように感じられる人も多いと思いますが、
それはまだまだ若いから。
自分のおじいちゃん、おばあちゃんを想像してみてください。
まだまだ元気だなって思った人は曾祖父や曾祖母を想像してみてください。
家を建てるときは若いかもしれませんが、必ず歳をとります。
そのときに、どんな風に歳をとりたいですか?

きっと皆さん、寝たきりで子供に介護してもらうより、
元気にピンピンしていて、最後にコロっと亡くなるのがいいなって思うと思います。
健康寿命を伸ばすというのは、亡くなるギリギリまで元気でいる確率を
少しでも伸ばしましょうということです。

では、現在の実情がどうなっているかというと、2019年のデータですが、
男性:平均寿命81.41歳 健康寿命72.68歳
女性:平均寿命87.45歳 健康寿命75.38歳
つまり、平均すると、男性で8.73年、女性で12.06年は
日常生活が制限されて生活しているということです。
元気に長生きできる可能性を1%でも上げるためには、運動や食生活などももちろん関わってきます。
さらに、家の影響もあるということが分かってきています。
運動は始めたり、種類を変えたりはできますし、食べるものも変えることができますが、
長く使う家はなかなか変えることができません。
家を建てるときは、「今」も大切ですが、是非自分の一生、家の一生も考えてみてください。
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