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基礎屋さんに教えてもらった事

date:2021.10.13

こんにちは、清水です。
秋になり、日が落ちるのが早くなりましたね。
いよいよ冬が来るんだなぁと感じる毎日です。

 

さて、いま建築中のお家は3軒あるのですが、1軒は通勤路にあるのでよく工事見学をさせてもらっています。

先日は基礎工事中だったので、基礎屋さんから色々と教えていただきました。

 

基礎は、水平である事がとても大切です。

コンクリートの上に木の土台や柱が乗って家が立つので、傾きや歪みがあっては大変です。文字通り「基礎」になるのですよね。

 

基礎を水平に造るため、基礎屋さんたちは水平器や便利な道具をフルに活用していらっしゃるそうですよ!

 

その1つがこちら。

オレンジ色で、途中に羽が付いたビスの形をしています。
基礎コンクリートの高さを決めるオレンジ色のプラスチック製ビス

実際、昔はビスを使っていたそうです。

 

これの役目は、基礎の立ち上がり部分を水平に仕上げる目印。

まず羽の部分までコンクリート流し込んで、そのあとビスの頭の所まで仕上げ用の材を流すそうです。

「うどん粉みたいなやつだよ」と職人さんは仰っていました。
型枠の間に流し込まれたコンクリート

天端が平滑になった基礎の立ち上がり部分

 

仕上げ用を流すのは、立ち上がりの上面(天端)を平滑で水平に仕上げるため。

ここがガタついていると土台を載せるのが大変です。

 

ビスは等間隔に配置されていますが、一つ一つきちんと水平と高さが測られているそうです。

基礎ってとても大きいし、コンクリートも重たくて大量に使うので、まさかこんなに繊細な作業が膨大にあるとは……驚きですよね。

 

家をデザインしている工務店ですが、専門の職人さんがいて初めて実際にカタチにできる、そんな当たり前のことを改めて感じました。

 

これから土台を敷いて、上棟、大工工事、内装、設備、外構……と出来上がっていくのが楽しみです。

レイアウトの清水でした。

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