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巨匠の見たものを見る

date:2023.10.09

PexelsでのPaul Scheelenによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/16395961/

こんにちは、広報の清水です。

共感住宅レイアウトでは、定期的に社内で勉強会を行っています。

勿論、学ぶ内容は家づくりについて。

 

ですが「家づくり」とひと口で言っても、多岐にわたります。

金具や工法についての工務の事から、「なぜお洒落だと感じるのか」というデザインの基礎の事まで。

それぞれが個別で学び技術を高めることは必須ですが、

皆で同じことを同じ場所で学ぶことで、「共感住宅レイアウトとしての家づくり」の認識をつくることに繋がると感じています。

とても大切な時間ですね。

 

先日は、デザインについての勉強会が開催されました。

そこで出てきた「人は見たものしかつくれない」という話。

だから、いい物をたくさん見ましょうね、ということなのですが、

10年以上前、当時大学受験のために通っていた画塾の先生の言葉が思い浮かびました。

 

「巨匠が見たものを見なさい。」

 

何かのデザインが素敵だなーと思うたび、私の頭にはこの言葉が響いてきます。

この人は、いったい何を見てきたのか。

この人が参考にした人は、誰を参考にしたのか。
image

 

自分の原点の、更に原点を探っていく事で、

自分が良いと思うもの、好きだと感じるものの根源にたどり着く。

そういう事だと理解しています。

 

誰かのフィルターを通していない分、より純粋に「良い物」に近づけるんじゃないか。

それが蓄積されて、自分のものづくりに現れてくれたら、自分も幸せだし、

同じデザインや世界観が好きな人たちを幸せにできますよね。

 

周りの人たちと勉強することで、過去の勉強が蘇ってくるんだなぁ、と感じます。

日々の業務に追われがちな会社勤めですが、これからも勉強の時間を大切に守っていきたいですね。

 

清水でした。

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