たいきおせんぶっしつ測定器
date:2023.06.03
こんにちは、広報の清水です。
皆さんは、「PM10」をご存知でしょうか?
PM2.5なら聞いたことがある、という方は、多くいらっしゃると思います。
何やら黄砂に交じって北西の方から飛んでくる大気汚染物質……という印象でしょうか。
環境省と気象庁が共同で情報を集めて提供する、その名も「黄砂情報提供ホームページ」によると
大気中に浮遊している粒子状物質のうち、粒径が10μm(0.01mm)以下のものをPM-10(Particulate Matter)と言います。ただし、10μmの粒子の捕集効率は50%で、これ以上の粒径の粒子も含みます。
とのこと。
PM10には粒径10μm以上の粒子も含む、とありますが、実はスギ花粉は30μm、ヒノキ花粉は30~40μm。
PM10の量を測定することで、花粉の量も推測できるのだそうです。
そしてこの度、レイアウトでもPM10の測定器を購入しました!
数字が3つ表示されていて、下の段の左側がPM10。
ちなみに一番大きな数字がPM2.5で、下段の右はPM1(粒径1μm以下の物質)の量を表しています。
測定器は清水の机の上に置いてあります。
これが面白くて、1日仕事をした17時頃には、上の画像のようにPM10は100前後の数字になりますが、
朝一番乗りで出社して測定してみると、なんと10未満の数値。
使い始めて間もないので、この数値の幅が何を意味するのか、体調などに影響を及ぼすほどの意味があるのかは定かではありません。
浮遊粉塵が床上に落ちて溜まって、80cmの高さの机の上がきれいになったのかな……とか。
しばらく測定を続けて、考察するのが今から楽しみです……!
【参考】
林野庁「森林・林業とスギ・ヒノキ花粉に関するQ&A」
環境省・気象庁「黄砂情報提供ホームページ」