太陽光の売電価格
date:2025.11.02
共感住宅レイアウトの加納です。
最近の新築住宅の屋根には、太陽光パネルが設置されていますね。
東京都では、2025年4月から延床面積2000㎡未満の中小規模の新築住宅へは、太陽光パネルの設置が義務になっています。
今は自治体によって義務化や対象床面積が違いますが、数年後には全棟義務になるのではないでしょうか。

経済産業省 資源エネルギー庁HPより
省エネルギー住宅を建築するうえで、欠かせない太陽光パネル。
毎年、売電価格が下がってきてメリットがあまりないよね、、、
そんな話がありましたが、今年の10月から制度が変わります。
「2段階価格FIT」という制度です。
10kW未満の場合、最初の4年間は24円/kWh、5年目から10年目までは8.3円/kWh
10kW以上の場合、最初の5年間は19円/kWh、6年目から20年目までは8.3円/kWh
初期投資が早く回収できるため、太陽光発電を設置した直後の家計の負担は軽くなり、
より多くの方が太陽光発電を導入しやすくなることを目指しているようです。
ただ、5・6年後は売電しても収入が少なくなるため、
売電するより蓄電池を導入して自家消費を増やして電気代を削減する工夫が必要かもしれませんね。
共感住宅レイアウト 加納でした。
アイキャッチ画像:PhotoAC