自分で木をデザインする
date:2025.07.03

こんにちは、PRデザイナーの清水です。
皆さんは「自分の家をデザインする」というと、どんなことをイメージされますか?
先日、1本の動画を公開しました。
こちらの、「初心者向けの剪定」動画です。
共感住宅レイアウトでいつもお世話になっている庭師、moss green ikkei の三浦さんにお越しいただき、
オーナー様宅によく植える木の剪定を実演いただきました。
共感住宅レイアウトオーナーの皆様はもちろん、
ポポラスやミモザなどシンボルツリーとして人気の木について解説していますので、ぜひ参考になさって下さい。
さて、この解説の中で、
「まずは植物を切る所から始める」
「そうすると、全体像が見えてくる」
という非常に興味深いお話がありました。
この撮影に、カメラ・編集として参加していたのですが、ここが剪定の究極の部分なんじゃないかと感じています。
植物は、手を入れることで理解が進む。
というのも、最近ご紹介した我が家のアカシアヴェスティア。
彼女について、まさにその事を実感しているからです。
一年前に迎え入れ、初めは葉が落ちたりと心配しましたが、何とか伸びてくれ、春にその枝を切りました。
今はこれまでとは違う形で新たな枝が伸びてきています。
ハサミを入れたことで、どんな風に伸びる植物なのか、どんな形になるポテンシャルがあるのか、そういった事が少しずつ分かり始めたのです。
植物は生きているので、完全に人間本位で形を決めることはできません。
植物ごとの特性があり、それを見て人間側の好みも入れていく。
そんな協業を「剪定」と呼ぶんじゃないかなと、撮影や植物たちのお世話を通して思うようになりました。
伸びてきたから切らなきゃ!という動機も大事。
そこにプラスして、これからどんな形になろうかな、と植物たちと相談するような剪定も素敵なのではないでしょうか。
清水でした。