経年変化を楽しむ
date:2025.09.25

こんにちは、多田です。
突然ですが、みなさんは経年変化と聞いて何を思い浮かべますか?
私は、革、真鍮、木…などの、経年変化が楽しめる素材が好きで、
わが家はこれらのアイテムで溢れています。
きれいで新しいモノももちろん好きです。でも、
自分のもとで月日を重ねて味わいが出ていく。
その過程も変化も人それぞれ。
たまに手入れもしながら、愛着がわくような自然素材に、私はどうやら惹かれるようです。
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今月9月、結婚10周年を迎えました。
結婚記念に何か贈ろうかなと考えていて、
これからも一緒に年を重ねることと、
革製品の時間とともに味わいが出てくることがリンクしていいなと思い
(10年なので革婚式ではないんですが…)
hirariさんの革のキーホルダーをオーダーしました。
hirariさんは、群馬にアトリエを持つ革作家さんで、
ご夫婦おふたりでデザインから製作をされています。
もともと、自分の財布をコンパクトなものに買い替えたいなと思ってる時に
インスタグラムでお店を見つけました。
シンプルなデザインと、隅々まで丁寧なものづくりに惹かれて
今はこちらの財布を愛用しています。
▲まだ使い始めて4ヶ月ほどですが、
柔らかさが出てきて手に馴染んできました。
本当はアトリエで直接自分の目で見てから購入したかったのですが、
遠方なのでなかなか出来ず。
そんな時に問い合わせをしてみたら、とても丁寧な対応をしていただき。
実物を見れないという不安も払拭できるほど、
素敵なご夫婦で、安心して購入したことを覚えています。
今回も、夫に内緒でということで色々と心配りもしてくださり…。
夫にもとても喜んでもらえて、大満足の贈り物となりました。
やはり長く愛用したい品ですから、
作ってくださった方のお人柄も良いとより愛着が湧くなぁと、改めて実感。
これから、記念日を迎えるごとに
お互いに革の変化を見る楽しみができました。
毎日使っていれば、汚れてしまうこと、傷が付いてしまうこともあると思います。
自然素材が好きな私でも
「この色のまま止まっててほしい〜!」と思うことはよくあります。
新しくてきれいな状態や、その状態が変わらないことに価値を感じる時もありますが、
それでも、変化していく様子を受け入れて、
新しかった時にはなかった「モノの良さ」を見つけて
大事にしたいなと思います。