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幸田町_音楽とともに、家族が繋がる家

幸田町の閑静な住宅街に建つT様邸のご紹介です。

音楽スタジオがある家ですが、スタジオ部分と住居部分が「つかず離れず」な良い距離感でつくられています。

また、家族3人がそれぞれくつろげる居場所があるようにデザインしました。

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白い塗り壁でシンプルモダンな外観

斜め屋根と白い塗り壁でシンプルな外観です。

窓枠の色を黒にしたことで、見る人にモダンな印象を与えてくれます。

白い塗り壁に黒い窓枠、斜め屋根のシンプルでモダンな外観

 

土間の先に、2つの玄関

T様邸は旗竿地に建っています。

車が2台以上とめられる土間の奥には、スタジオと住居部分、それぞれの玄関につながるアプローチ。

間にはオリジナルのウッドフェンスを立てて区切っています。

住居部分と音楽スタジオ2つの玄関に分かれるアプローチ部分

住居部分の玄関前にはモミジやエリカなど季節で花や色の変化を楽しめる植物を植えました。

この植物は、住居部分とスタジオ、どちらからも眺めることができます。

1つの庭を共有できる、「つかず離れず」の距離感ですね。

玄関横の庭に植えられたモミジやエリカ

玄関ポーチはウッドデッキで作成。

雨除けの軒にはレッドシダーを貼っています。

石や、木の板、植物など、自然のものをバランスよく組み合わせることで、落ち着きのある暖かさが生まれます。

ウッドデッキでつくったポーチに、レッドシダーを貼った軒天の玄関。

 

コンパクトながら機能が充実した玄関収納

玄関には靴などを置く棚のほかに、コートをかけて置けるパイプハンガー、傘をかけるためのパイプハンガーがあります。

外出に必要なものは全て玄関で揃うようになっているので、わざわざ部屋に取りに戻ったりする必要がありません。

 

また、少し奥まった場所には天井の低い収納があります。

こちらは階段下収納です。

動線から外れた場所にあるので、普段使わないキャンプ用品や季節の者などを収納するのに最適ですね。

玄昌石を貼った土間、可動棚やハンガーパイプで収納力が高い玄関

 

自然な流れで手が洗える

玄関とLDKの間には造作の洗面台を設けました。

帰宅後、すぐに手を洗いたい時に使いやすい間取りです。

扉などがなくオープンな洗面台なので、水栓やボウル、タイルなどは、家の色になじむようにバランスを調整しています。

 

奥まったところにある洗面台は来客時にも勧めにくいですが、ここなら大丈夫ですよね。

誰もが自然な流れで手が洗える、「使える」洗面台です。

玄関とLDKの間にある造作洗面台。タイルや無垢材を使って見た目にもこだわった

 

吹抜けで明るいLDK

LDKは南東に吹抜けを設け、大きく窓を取っています。

昼間は照明を点けなくても明るいリビングですごせます。

床はオークの無垢フローリングです。

 

リビングの壁にはテレビボードを埋め込みで造作しています。

壁掛けになるテレビの後ろはアクセントクロス。

吹抜けのあるLDKは明るい。テレビは壁掛けで背面にはアクセントにグレーのクロスを貼っている

 

北欧の灯りで楽しむ食事

ダイニングキッチンは横並びにして、配膳や片付けが簡単に行えるようにしています。

ダイニングの照明は、ルイスポールセンのトルボー。

乳白色のガラスを通して、柔らかい光が食卓を照らしてくれます。

 

キッチンの照明もガラス製ですが、こちらは透明ガラスを選んでいます。

シェードの素材を揃えることで統一感を出しながら、色や大きさで変化をつけました。

ルイスポールセンのトルボーを付けたダイニング

キッチンとダイニングの照明はどちらもガラスシェードで揃えている

 

シンプルでナチュラルなキッチン

キッチンは回遊できるかたちです。

腰壁を立ち上げて手元を隠し、すっきりと見せています。

腰壁にはへこみを造り、レッドシダーを貼っています。

 

キッチンの天井にもレッドシダーを貼っています。

間仕切りの無いLDKの中で「キッチンスペース」として独立した印象になり、単調になりがちなシンプルなインテリアを引き締めます。

天井を少し下げてレッドシダーを貼ったキッチンスペース。腰壁のニッチにもレッドシダーを貼っている

キッチンの後ろのカップボードはゴムの板で造作しています。

窓台や棚板なども同じ種類の木で揃えているので、家全体の雰囲気に統一感が生まれます。

キッチン後ろのカップボードはゴムの板で作成

キッチンの向かい側にはスタディスペースを設けています。

可動の棚やカウンターを造作し、省スペースでも作業できるようにデザインしました。

キッチンの向かい側にはコンパクトなスタディスペース。収納棚や飾り棚もある

 

共有することで区切る

ダイニングのそばにある引き戸は、洗面所とトイレにつながっています。

洗面所にはもう一つ扉があり、その奥に、音楽スタジオがあります。

 

洗面所とトイレを挟んで、住居部分とスタジオ部分を「つかず離れず」の位置関係にしました。

共用部分があることで、物理的な区切りが生まれるのに加えて、掃除やメンテナンスは一か所だけで済むメリットもあります。

既製品と造作棚を組み合わせた洗面所

住居部分とスタジオ共用のトイレ。掃除が一か所で済むのでメンテナンスが楽

 

明るく広々としたスタジオ

スタジオ部分は大きな窓から光が入りとても明るいです。

照明も天井から照らすワイヤー照明と、壁を照らすスポットライトを組み合わせて、手元や楽譜が見える明るさを確保しています。

音楽スタジオの床も無垢の床材

収納棚は奥行きが50cmある造作で、楽器や楽譜などが起きやすい仕様です。

住居部分との間のドアは通常の2倍の厚みにして、断熱材を入れて防音効果を持たせています。

造作の棚は楽器や楽譜を置ける。ドアの向こうは住居部分へとつながっている

 

住居部分は居場所を確保

住居部分の北西側には脱衣室とお風呂があります。

脱衣室は広めにとって、タオルやパジャマなど入浴の前後で必要になるものが十分に収納できる棚を造作しました。

 

家族3人分のパジャマやタオルを十分に収納できる棚を備えた脱衣室

また、脱衣室の奥には、奥様が落ち着いてメイクが出来るスペースを設けました。

洗面所は音楽スタジオとの間にもありますが、身支度やメイクはプライベートな場所で行いたいですよね。

決して広くはないですが、「自分だけ」の大切な居場所です。

奥様だけのメイクスペース。鏡の後ろにはタイルを貼っている

浴室はレッドシダーを貼って、自然の中でくつろげる雰囲気にしています。

リクシルのアライズというユニットバスを使っていますが、壁や天井の仕上げを工夫するだけでオリジナルなバスルームになります。

「木を使うと湿気が心配」と仰る方は多いですが、確実な換気をしている家なので安心です。

リクシルのユニットバスとレッドシダーの天井をくみ合わせた浴室

換気をしっかりしているので、湿気の心配もない

 

2階で洗って、干して、収納して

階段を上がると、ランドリーがあります。

同じ場所で洗って・干してが出来るので、家事の時間が大幅に短くなります。

開いた時間で音楽を楽しんだり、くつろいだりできますね。

2階のランドリースペース。洗濯機を置いて、洗うから干すまでが一か所で完結する

天井の上はロフト収納になっているので、季節ものの衣類などを収納できる

2階にはランドリーのほかにご家族3人それぞれの個室もあります。

部屋のサイズこそ大きくはないですが、服や本、ベッドを置いて自分だけの時間を過ごすのには十分な空間です。

奥様の個室。大事なものを身近に置いて置ける。

ご主人の個室とお子様の個室は左右対称な造り。突っ張り棒でDIY出来るように高い位置に棚板を取り付けた

2階廊下の吹抜けを囲むようにして家族3人の個室が並ぶ

 

家族で集まれるフリースペース

個人のプライベートを大事にした、それぞれの居場所がある間取りですが、家族みんなで集まれるフリースペースもあるのがこの家の特徴です。

2階の一番奥にあるフリースペースには大判の本も置けるサイズの本棚があり、テレビも設置できます。

2階の奥にあるフリースペース。造作のカウンターと本棚があるほか、テレビも設置できる

 

あえて低い位置につけたカウンターの上には、横長の窓。

カウンターの高さに合う椅子に座ると、その窓からちょうど山の稜線が見えるように設計しています。

カウンター上の窓からは地元の山を眺められる

 

 

音楽スタジオのある家、いかがでしたか?

 

レイアウトの見学会ではこのような家が完成したときに内覧していただけます。

すべての家がたった一つのデザインですので、気になる家があったら是非ご参加くださいね。

夕方、暖かい光が窓からこぼれる

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