STAFF
A設計です。お客様から間取り等の要望を聞いて、それを形にしています。
A設計職としてのやりがいは、本当に自由に作れるところです。
もちろんルールはあるし、法律もあるので、その中でという形ですが。
お客様から聞いた要望に、さらに自分の「こうした方が良いんじゃないかな?」という持っている知識を詰め込んで提案して。
それが形になっていくっていうのが、一番のやりがいとか魅力的なところだと思います。
「建築」という仕事のやりがいとしては、お客様がどんな暮らしをするのか、というところに携われるところです。
住宅という、30年、50年という長いスパンで使うものをつくるので、それだけ責任も重たいです。
また、1棟の家を建てると、それが形に残り、街をつくり、地域のコミュニティとか人をつくっていきます。
『家が変われば人生が変わる』という、まさにその通りだと思うので、そこに携わることができるのがやりがいに感じます。

A「いろいろなものを直接見る」というところがスタート地点かなと思っています。
海外はなかなか行けないので、写真で見るということもありますけど、やはり見ることが大事です。
まず見て、自分でやってみて、それらの整合性を取ることが自分の上達につながります。
また、本や写真で肉付けしたり知識を得たうえで現地に行って見て何を感じるのか。これも大切にしています。
その時に持っている知識によって、同じものを見たとしても得るものは違うのかなと思います。
A
なぜそうしたいのかをまず聞きますね。
「和室が欲しい」と言われるお客様がいらっしゃったとして、それを何に使いたいのかは人によって違うので。
理由を聞いて、必要があればつくるべきだし、他の代替案があればそうするべきだと思います。
僕達は仕事として今の60代、70代、80代の方々の話を聞いて「どうなっていると便利だったね」と勉強して、それを活かして考えますが、普通の人はそこまで考えません。
プロの知識でもって提案をすると、お客様からすると若干違和感を覚える時もあるかもしれません。
ですが、重要性をきちんと説明して、ある程度の理解をしてもらうのは大切です。
住んでから大きなデメリットが生まれないように出来れば、それが良いのかなと思っています。
Aどんな人でも良いと思っています。
ただ、一緒につくる以上、協力関係がしっかり築けると良いですね。
どんなお客様でも、こちらが1番良いものをご提案することを心がけていますが、それをきちんと受け取ってもらえるかどうか。
色々な価値観があるので、そこが合わない時は仕方が無いのかもしれません。
家は建てた後が一番大切だと考えているので、無理をしてつくっても、その後30年、50年我慢させてしまうことになります。
それは良くない事なので。

A運が良かったということはあるのかなと思います。
やりたいと思ったことをちゃんと続けられているのはありがたいことですね。
ただ、そのなかでも常に変化することは意識してきました。
同じようなことをやっていたとしても、少しずつ意図的に変えたり。
変わったことが、進化に値するのか、退化したのか。
比較して、何が変わったのかを自覚するように考え続けています。