金利上昇!今建てるなら固定金利?
date:2025.06.26

2025年4月、住宅ローン金利が上がりました。
そうなると、気になるのは「変動金利と固定金利、どちらが良い?」ですよね。
このコラムでは、今おすすめする金利についてお伝えします。
なぜおすすめなのか、理由もお伝えするので、今後金利について考えるときにもお役に立てるかと思います。
目次 |
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1.やっぱり変動金利がおすすめ
結論として、やはり変動金利をおすすめします。
2025年6月現在、固定金利の3年、5年、10年、そして変動金利を比べると、最も利率が低いのは変動金利。
信用金庫やろうきんの住宅ローン金利を検索してみると、ご覧いただけるかと思います。
住宅ローンは高額、そして返済期間も長いので、0.1%の違いでも金額にすると大きな差になります。
今後はどうなるかは分かりませんが、今家づくりを始める方には一番利率の低い「変動金利」をおすすめします。
2.なぜ変動金利なのか
なぜ利率の低いものをおすすめするのでしょうか。
それには、住宅ローンをどのように支払うのかを知ると良いでしょう。
実は住宅ローンは、35年ローンの場合であれば、最初の10年間で金利総額の半分を返済します。
(50年ローンであれば、その期間はもう少し長くなります。)
元利均等と元金均等という返済方式があるのをご存じの方もいらっしゃると思います。
金利総額の半分を最初の数十年で返済するのは、どちらの方式も同じ。
月々の返済額の中身は、初めは金利分が多く、後になるほど「元金」の割合が増えていくのです。
つまり金利は、住宅ローンが始まった直後から「あなたの家の財布」を圧迫します。
なので、最初のうちは、とにかく一番利率の低い金利を選ぶのが得策なのです。
特に、「変動金利が値上がりするなら固定金利がいいのかな?」と考える方には、利率の低さで選ぶことをおすすめします。
変動金利と言えど、月単位で自分のローンの金利が上がることはありません。
「値上がり」を気にしたり、「高い金利は嫌だ!」と考える方にこそ、今お伝えしたような考え方が合っているのではないでしょうか。
3.固定金利がおすすめな人
変動金利がおすすめと申し上げましたが、中には固定金利がおすすめな方もいます。
それは、とにかく安心したい方。
固定金利の方が変動よりも金利が高いので、支払総額も増えます。
ですがそれよりも、
「毎月決まった額を払い続けたい」
「経済情勢に気持ちを左右されたくない」
「心配性だから安心したい」
そういった部分を優先されるなら、それは良い選択だと思います。
固定金利の中にも、一定期間固定のものと全期間固定のものがあります。
ご自身のライフプランや優先順位と照らし合わせてお選びください。
4.借り換えは?
変動から固定へ、固定から変動へ。
金利タイプを変えるには、借り換えが有効です。
例えば数十年後、変動金利ではなく固定金利が額面上で有利な時代が来るかもしれません。
そんな気配があったら、その時が借り換えのタイミングです。
ただし借り換えでは気を付けるべきポイントがあります。
それは、残高、完済日までの期間、今の金との差、そして手数料です。
いくら残高があり、完済日まで何年で、いくら金利が下がるのか。
そして手数料分を差し引いてもなおメリットがあるのか。
そこまで考えて、借り換えを行うのが良いでしょう。
とはいえ、簡単にできることではありません。
金融商品に詳しい方を除けば、個人で動くのに不安を感じる方がほとんどではないでしょうか。
共感住宅レイアウトでは借り換えについてもサポートしておりますので、オーナーになられた際にはご安心いただければと思います。
5.まとめ
今回は、2025年でお勧めの金利タイプについてお伝えしました。
今現在はまだ変動金利が金額の面では有利です。
ですが、先の見通しが立たない時代、安心したい方は固定金利も良いでしょう。
固定金利と変動金利についてもう少し知りたい方は【こちら】
お伝えした内容については、TikTokでも動画でまとめていますので、よろしければご視聴ください。
@rayout__empathy メリットはそれぞれ。 コメントで質問募集中🙋♀️ #住宅ローン #変動金利 #固定金利 #共感住宅レイアウト #家づくりラジオ ♬ かわいいほのぼのBGM – さんうさぎ